こんな使い方はNG!意外と知らないレンタル倉庫の禁止事項
生活の拠点としての利用
レンタル倉庫は文字通り契約で決められた金額を支払って利用する倉庫のことです。レンタル期間中は契約者がスペースを自由に使うことができますが、いくつか禁止事項があります。まず基本として挙げられるのが住居としての利用です。倉庫は物を保管する場所で住居として活用することは認められていません。賃貸マンションに掛かる家賃に比べてレンタル倉庫の費用の方が安いからといって、中で生活をすると罰則の対象となるので注意が必要です。食事を取ることを禁止している所もあります。
爆発の危険性がある火器類
日本ではガソリンを始めとした爆発の危険性がある物の取り扱いには専用の資格が必要になります。倉庫も同様に、可燃性の物質を保管するには自治体などの許可を得なければいけません。こうした理由から、レンタル倉庫では原則燃料や塗料などの可燃性のあるものを保管することは禁止されています。ただし、バイクや車など車両は許可されるケースがあるので契約を交わす前に確認しておくことが大切です。
経年劣化で周囲に迷惑を掛ける物
防災に備えた対策として食料品などをレンタル倉庫で保管する人も多くいます。食品類は缶詰を始めとした長期保存が可能な物については許可されていますが、魚やな肉など腐敗と共に異臭を発する生ものは禁止です。気温の影響を受けやすい屋外のコンテナなどを使った倉庫では、種類を問わず飲食物が預けられないこともあります。許可されている倉庫でも腐敗によるトラブルが発生すると違約金を請求されることもあるので保管する時は細心の注意を払わなくてはいけません。
3PLを導入し荷主企業の物流環境を変えることで、経費の削減や生産性の向上、労働問題の減少などさまざまなメリットが得られます。